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肌のシミやシワにはトレチノインとハイドロキノンの併用で改善

2019年12月18日
顔を洗っている女性

肌のシミやシワが気になるという人は、トレチノインとハイドロキノンを併用することで改善することが出来ます。ですが、シミ治療に主に使われるトレチノインとハイドロキノンは、一体どのような外用薬なのでしょうか。トレチノインは、ビタミンA誘導体レチノイドの一種で、ピーリング剤に似た効用を持っています。ニキビの治療薬としてもともと使われてきたものですが、シミやシワの改善効果もあるとして、アンチエイジング治療にも使われるようになりました。

トレチノインは角質を剥がす、メラニンを排出する、皮膚の再生を促進してコラーゲン増生を促したり、ターンオーバーを活性させたり、皮脂の分泌を抑制するといった作用があります。主にシミやシワ、肝斑やニキビなどの治療に使われます。

ハイドロキノンは、美白剤の一種であり、美白成分では一般的だと言われている、アルブチンやコウジ酸などに比べますと、なんと100倍の美白効果があると言われており、肌の漂白作用が高い外用薬です。シミの原因であるメラニンの生成を抑制する作用や、メラニンを生成する際の酵素活動も抑える効果があります。肌の漂白作用があるハイドロキノンは、強い作用があることから、炎症反応やアレルギーを起こすことがあるため、高い美白効果があっても、日本では医師の処方のもとで使用することになっています。

トレチノインは、コラーゲン増生を促す数少ない薬ですので、シワにも効果が期待出来ると言われています。表皮の細胞を分裂・増殖させて、皮膚の再生を促すターンオーバーを活性する効果も期待出来ます。但し、目尻などの深いシワを治すには、少なくとも3ヶ月以上は使用しなくてはいけないようです。トレチノインとハイドロキノンを使った併用療法の流れは、まず、洗顔が終わったあとにビタミンC誘導体ローションを使って、ある程度顔全体を乾燥させます。トレチノインを患部に薄く塗って、10分程度待ちましょう。

次に、ハイドロキノンを塗るのですが、トレチノインよりも広範囲に塗って下さい。あまり白くなり過ぎないように塗るのがポイントです。そして、1時間経過しましたら、保湿剤と日焼け止めを塗りましょう。皮膚が炎症を起こしている状態ですので、皮膚に優しいタイプの紫外線吸収剤不使用の日焼け止めクリームを塗りましょう。

もし、飲むタイプの日焼け止めを持っていれば、併用すればより効果を高めることが出来るでしょう。もし、徹底して治療をしたいという場合には、朝と夜に2回塗るとより効果を高められます。1回の場合は、夜に使用することをおすすめします。また、トレチノインとハイドロキノンを使うと、幹部がかゆくなることがありますが、無理に触ったり掻いたりしないようにして、きちんと保湿剤を使ってあげましょう。